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学生のココログ
高校生活:こころの記録

グループから浮くのが
怖くなった時に読む本

教室という場所は、不思議な空間です。一歩足を踏み入れれば、そこには見えない「島」がいくつも浮いています。仲の良い者同士が集まるグループ。その輪の中にいるときは安心できるけれど、ふとした瞬間に、その輪の縁に自分が立っているような、頼りない感覚に襲われることはありませんか。

「みんなと同じ話題で笑わなきゃいけない」「一人でいるところを見られたくない」。そう思って無理に合わせるたびに、心は少しずつ削られていきます。でも、覚えておいてほしいのです。あなたが感じているその「怖さ」は、あなたが優しい人間だからこそ生まれるものです。周りの空気を読み、誰かを傷つけないように、自分を消そうとしている。それは、一つの才能でもあります。

心の距離を保つための処方箋:

「グループ」は、あくまで船のようなものです。目的地が同じ間は一緒に乗っていればいい。けれど、あなたはあなた自身の足で歩く権利も持っています。もし息苦しさを感じたら、ほんの少しだけ、視線を窓の外に向けてみてください。教室の外には、もっと広い世界が、まだ見ぬ友人たちが待っています。

無理に明るく振る舞わなくていい。一人で図書館に行く時間があってもいい。それは「浮いている」のではなく、「自分の場所を見つけた」ということです。今のグループが世界のすべてではありません。

学校を卒業すれば、あの狭い教室での出来事は、嘘のように小さなものに変わります。今、あなたが守るべきは、誰かとの関係性ではなく、あなたの心そのものです。自分を大切にする勇気を、どうか捨てないでください。